受賞者・優秀作者の紹介

島田荘司選 ばらまち福山ミステリー文学新人賞では,受賞作品は協力出版社から即時出版されることになっています。
また、特別に設けられた優秀作も,随時,協力出版社から出版されています。
ここでは、今までの受賞者・優秀作者のその後の活動等を紹介します。

his_b_photo13

川辺純可(かわべすみか)

広島県呉市生まれ。日本女子大学文学部卒。京都府在住。

第6回優秀作

焼け跡のユディトへ

his_b_img13

2014年11月 原書房

 戦後間もない瀬戸内のとある軍港都市を舞台に起こる連続婦女殺人事件。 被害者には能面が被せられていたという。 やがて被害者にある共通点があることが分かり、それによって「次の被害者」が絞れていくのだが……。

著者よりひとこと

 新刊が出た日は鬼のごとく野暮用を片づけ、リアルタイムで味わう幸運を噛みしめつつ、一路、島田ワールドへ! 本が厚ければ厚いほど福福。思えばずっと心躍る旅人でした。 まさにその島田先生から「優秀作」という栄誉を頂くなんて夢のようです。 いつか私も私独自の世界を創造すべく、福ミスの名に恥じぬよう日々精進を重ねてまいりたいと存じます。このたびは本当にありがとうございました。(2014年11月)

近 況

 ある朝、猫のしっぽに、突然、しま模様があらわれました。
 まだらの紐です。
 どんどん濃くなっています。
 うちに来たときはまっ白だったので「だいふく」という名前も考えていました。あぶないところでした。
 付け根に楕円形の接合模様もあるので、毎回、流行のしっぽにとり替えるつもりかもしれません。
 いずれは二股にわかれるか。
 はたまた、九尾に膨れあがるか。(りり、それ猫やない、狐や)
 
 万物は流転する  ヘラクレイトス
 わたしも、りり氏に負けぬよう、日々、しっぽ的変化を楽しむつもりです(2020年3月28日)

著作品一覧

焼け跡のユディトへ(2014年11月 原書房)
時限人形(2016年9月 原書房)
三毛猫ホームズと七匹の仲間たち(2019年7月 論創社)