コウモリ通信

第2回表彰式・記念パーティーを開催しました!!

島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞 第2回表彰式・記念パーティーが「まなびの館ローズコム」で行われました。受賞者の「糸 冬了(より とおる)」さんは,『伽羅の橋』出版を機にペンネームを「叶 紙器(かのう しき)」に変更されています。

表彰式には島田先生を始め,作家の二階堂黎人さん,小森健太朗さん,湊かなえさんのほか,第1回受賞者の松本寛大さん,第1回優秀作の水生大海さん,出版関係者などが出席され,叶さんの門出を祝福しました。

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叶 紙器さんは翌
28日(日),福山市内の書店でサイン会を行い,多くの参加者で賑いました。323

また,27日の表彰式に先立ち,第3回の第1次選考委員説明会を行いました。

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3回募集の締め切りは510日(当日消印有効)です。
「玻璃の家」「少女たちの羅針盤」「伽羅の橋」に続く次の出版作品が今から楽しみです。

『伽羅の橋』が刊行されました!!

福ミス第2回受賞作『伽羅の橋』が、刊行されました。
大阪を舞台に、時を経た大戦下の悲劇を、胸がすくようなダイナミックな展開で解き明かしてゆく、人間味あふれる感動のミステリーです。
ぜひご一読ください!!

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●価格 1890円(税込み)
●光文社

・・・選評より
「この作者は、いうなれば下手糞なボクサーであった。ジャブの繰り出し方も、フットワークも、どうかすればグラブの付け方さえ知らない。しかし、目の覚めるような右ストレートだけを持っていた。そのとてつもない破壊力は、歴代のどんな名ボクサーも、一発でマットに沈めるほどのものだった」

・・・内容紹介
介護老人保健施設の職員・四条(しじょう)典座(のりこ)は、認知症の老人・安土(あど)マサヲと出会い、その凄惨な過去を知る。昭和二十年八月十四日、大阪を最大の空襲が襲った終戦前日、マサヲは夫と子供二人を殺し、首を刎ねたという――穏やかそうなマサヲが何故そんなことをしたのか? 典座は調査を進めるうちに彼女の無実を確信し、冤罪を晴らす決意をする。死んだはずの夫からの大量の手紙、犯行時刻に別の場所でマサヲを目撃したという証言、大阪大空襲を描いた一編の不思議な詩……様々な事実を積み重ね、典座にある推理が浮かんだそのとき、大阪の町を未曾有の災害・阪神大震災が襲う――!!

・・・作者プロフィール
叶 紙器(かのうしき)
1965年大阪府生まれ、大阪府在住。現在会社員。

 

 

第2回受賞作『伽羅の橋』刊行!

第2回受賞作『伽羅の橋』が2010年3月18日、光文社から刊行されます。(定価1890円税込)
作者は、「叶 紙器(かのうしき)」。
出版を機に、受賞決定時のペンネーム「糸 冬了(よりとおる)」を変更されます。

『玻璃の家』(松本寛大・講談社)、『少女たちの羅針盤』(水生大海・原書房)に続き、全国の書店に並びます。
お楽しみに!

(福ミス係)

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【作品紹介】

●選評より…
この作者は、いうなれば下手糞なボクサーであった。~しかし、~そのとてつもない破壊力は、歴代のどんな名ボクサーも、一発でマットに沈めるほどのものだった。

●物語は…
四条典座(しじょうのりこ)は介護老人施設の職員。彼女はそこで認知症の老人である、安土(あど)マサヲと出会う。終戦前日、大阪に最大の空襲が襲ったその日に、マサヲはある凄惨な行動を起こしたという。 穏やかそうなこの老人がなぜそんな事をしたのか、信じられない彼女は、その罪を晴らす決意をする。

●新たな才能が開花…
時を経た大戦下の悲劇を、胸がすくようなダイナミックな展開で解き明かしてゆく、人間味溢れる本格ミステリーがここに登場した!

 

 

第2回表彰式・記念パーティーの一般参加者を募集します!

 島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞では、昨年10月に糸 冬了(よりとおる)さん作「伽羅の橋」が受賞作に決定し、受賞作品が3月下旬光文社より出版されます。
(ペンネームを叶 紙器(かのうしき)とあらためられます)
実行委員会では、これを記念し、表彰式並びにささやかですが記念パーティーを開催します。
この催しに、ミステリーファンで参加を希望する一般の方10人(抽選)をご招待します。
参加者には、出版される『伽羅の橋』を記念品としてプレゼント。ご応募お待ちしています。

  • とき・・・2010年3月27日(土)午後4時~5時30分
  • ところ・・・まなびの館ローズコム 4階大会議室(広島県福山市霞町一丁目10-1 TEL (084)932-7265)
  • 内容・・・表彰式、記念パーティー(軽食・飲み物)、受賞作品の完成本プレゼント
  • 募集人員・・・10人 ※抽選
  • 参加費・・・無料 ※会場までの交通費は自己負担
  • 対象・・・市内外のミステリーファン(年齢制限なし)
  • 募集締め切り・・・2010年3月10日(水) ※消印有効
  • 申し込み方法・・・往復はがきに、住所・名前・電話番号、最近読んだミステリー作品のタイトルを記入し後記へ。(返信用へも住所・名前を記入)
  • 申込・問い合わせ先・・・福ミス実行委員会表彰式係(〒720-8501広島県福山市東桜町3番5号 福山市教育委員会文化課内 TEL(084)928-1117)

「少女たちの羅針盤」が映画化!

第1回福ミス優秀作「少女たちの羅針盤」(水生大海作・原書房)の映画化が決定しました。

・「少女たちの羅針盤」映画化ニュース(中国新聞)

映画化のニュースに関係者一同大変喜んでいます。
福山市内でもロケが行われるということで、完成作品のみならず製作・ロケも今からとても楽しみです。
ストーリーは、皆さんご存知かと思いますが、少し紹介を。

女子高生4人組の演劇ユニット「羅針盤」
ストリート演劇とコンクールで、その名を知らしめたが、メンバーの突然の死によって活動を停止する。
それから4年の月日を経て、メンバーの死の真実が解き明かされ、犯人を追い詰めていく。

原作のミステリーが映像でどのように表現されるのか、主役はだれ?などいろいろと知りたいことはいろいろとありますが、また情報が分かり次第「こうもり通信」でお知らせできればと思います。

製作にあたり、出演者のオーディションが行われますので、ご案内します。

・劇場用映画「少女たちの羅針盤」出演者オーディション

(福ミス係)

 

 

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