コウモリ通信

第3回第1次選考委員を一般公募します!

「島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」では、第1回・第2回事業に引き続き、2010年5月に締め切る第3回事業についても、第1次選考にかかる選考委員を広く全国から一般公募します。
身近な文学賞として多くの方々に関心を深めていただき、また、日頃ミステリー作品に親しんでいる方に、その経験を生かし選考に加わっていただくことで、よりよい作品を受賞作とすることを目的とします。
多くの皆さんのご応募をお待ちしています。

※ 第1次選考は一般公募選考委員と出版社3社(原書房・講談社・光文社)、第2次選考は出版社3社が担当し、最終選考で島田荘司氏が受賞作を決定します。

《募集要項》
●第1次選考の方法
島田荘司選 第3回 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞に応募された作品(長編ミステリー作品・400字詰原稿用紙350枚以上800枚程度)を、審査基準に沿って選考する。
作品に対する感想も記述する。
●選考作品数
一人3~5作程度
●選考時期
2010年5月下旬~6月下旬
●謝礼
1作につき3,000円分の図書カード
●募集人員
5人程度
●選考委員の条件及び特典
・ 島田荘司氏本人による選考についての説明会へ参加
・ 2011年3月開催予定の表彰式へ招待
・ 受賞作品の完成本プレゼント
※説明会及び表彰式(いずれも福山会場)参加のための交通費は自己負担
●申し込み方法
次のものを封書で後記へ
・ これまで自分が読んだミステリー作品の中でのベストワン作品とその理由400字程度
・ 職業などプロフィールを含む自己アピール
・ 住所・名前・年齢・電話番号・Eメールアドレス
●申込期限
2010年1月31日(日)消印有効
●結果
本人に通知します
●申込・問い合わせ先
「福ミス」選考委員一般公募係
〒720-8501広島県福山市東桜町3番5号
福山市教育委員会文化課内
TEL 084-928-1117、FAX 084-928-1736
Eメールbunka@city.fukuyama.hiroshima.jp
●備考
・第1次選考委員の人選は、出版社及び同実行委員会事務局が決定します。
・選考委員は毎回募集します。ただし、再任の場合もあります。

(福ミス係)

 

龍馬と鞆の浦 講談・探検ツアーを行いました!

1115日は坂本龍馬の誕生日であり、暗殺された日でもあります。

この日に合わせて「龍馬・鞆の浦ミステリー探検’09」の特別企画を実施し,抽選で選ばれた皆さまと坂本龍馬ゆかりのスポットを巡り,東京から講談師の神田陽司さんをお招きして,「坂本龍馬と岩崎弥太郎」と題した講談を楽しんでいただきました。
文化課職員の扮した坂本龍馬も同行し,たくさんの観光客に囲まれる一幕もありました。

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坂本龍馬と鞆の浦の関係は,以外に知られていないことが多く,参加された皆さまにも楽しんでいただけたようです。神田陽司さんは坂本龍馬ネタを得意としており,軽妙な語り口調で多くの笑いをとっており,あっというまの40分間でした。

 

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(講談師の神田陽司さん)

 

 

龍馬・鞆の浦ミステリー探検’09は今月一杯実施いたしますので,まだ参加されていない方は是非鞆の浦に足を運んでください。

第2回最終選考作品の選評を公開!

第2回の最終候補作4作品の島田先生による選評を公開しました。
福ミストップページから「第2回最終選考作品選評」のボタンをクリックしてください。

今回福ミスに応募された方や、これからの応募を考えられている方など、是非今後の創作活動の参考にしていただきたいと思います。

 

選評の公開についてご意見をお寄せいただいた皆さま、対応が遅れまして申し訳ありませんでした。
今後とも福ミスをよろしくお願いいたします。
(福ミス係 T.T)

龍馬・鞆の浦ミステリー探検’09が始まりました!

昨年好評をいただいた「龍馬・鞆の浦ミステリー探検」が今年も始まりました!
基本ルールは昨年と同じで、ミステリーマップに描かれた出題ポイントに行き、マップに示されている問題を看板の選択肢の中から答えを選び、所定の応募箱へ投函するというもの。
問題は全部で15問ありますが、必ずしもすべて回答する必要はありません。

5問以上の正解のあった方の中から、抽選で150名に素敵な景品が当たります。
イベントの詳細については福ミストップページから「龍馬・鞆の浦ミステリー探検’09」をクリックしてください。

皆さまふるってご参加ください。

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(看板設置例)

第2回受賞作発表!

第2回受賞作発表!!

受賞作  伽羅の橋(きゃらのはし)

作 者   糸 冬了(より とおる)

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(左から 島田荘司先生、糸 冬了さん、羽田皓実行委員長)

 島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞の第2回受賞作の発表記者会見を、10月23日、羽田皓実行委員会委員長、島田荘司先生、受賞者、協力出版社3社の出席のもと、ふくやま文学館で行いました。
作者の糸 冬了さんは、1965年大阪市生まれ、大阪市在住。会社員。

●島田先生選評(抜粋)

「この作者は、いうなれば下手糞なボクサーであった。ジャブの繰り出し方も、フットワークも、どうかすればグラブの付け方さえ知らない。しかし、目の覚めるような右ストレートだけを持っていた。そのとてつもない破壊力は、歴代のどんな名ボクサーも、一発でマットに沈めるほどのものだった。このストレートに惚れ込んで、ほかのいっさいを自分がやっていいとさえ、今自分は思っている。
福ミスは、二年目においてもこのような優れた着想の作品を得ることができ、幸運であった。受賞作はこれ以外にはあるまい。」

●糸さん受賞コメント

 「この度は、たいへん名誉ある賞に選んでいただき、まことにありがとうございました。羽田市長、島田先生をはじめ、事務局および関係各所の方々、選考委員の皆様に厚くお礼申し上げます。光栄であるとともに、賞の重みを厳粛に受け止め、今後もさらに精進して、次回作以降も世に出していただけるよう、がんばってまいります。最後に、福山市と福山市の皆様の、さらなるご発展をお祈りいたします。」

●受賞作の出版は2010年3月(予定)

作品は今後、島田先生の指導のもとに推敲され、2010年3月に光文社から発表される予定。

●表彰式は2010年3月27日(予定)

 第2回表彰式を、来年3月27日、前回と同様、福山市内のまなびの館ローズコムで開催する予定です。(詳細は未定)

昨年に引き続き、島田先生に「この作品以外ない」という作品が決まり、事務局でも大変うれしく思っております。先生のアドバイスで、作品に磨きをかけられ、「傑作」となって世に送り出ます。出版が大変楽しみです。
今後とも福ミスをどうぞよろしくお願いいたします。

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