受賞者・優秀作者の紹介

島田荘司選 ばらまち福山ミステリー文学新人賞では,受賞作品は協力出版社から即時出版されることになっています。
また、特別に設けられた優秀作も,随時,協力出版社から出版されています。
ここでは、今までの受賞者・優秀作者のその後の活動等を紹介します。

金澤マリコ(かなざわまりこ)

千葉県生まれ。静岡県在住。上智大学文学部史学科卒。

第7回優秀作

ベンヤミン院長の古文書

2015年11月 原書房

 古文書には暗号によってアレクサンドリア図書館の蔵書の隠し場所が記されているという。新教皇ソテル二世は暗号を解いて「人類の宝」を公にしようとする。しかし守旧派らによる様々な思惑から攻撃にさらされる。ロマン溢れる本格歴史ミステリー。

著者よりひとこと

 優秀作のお知らせをいただき、たいへん光栄に思っております。島田荘司先生、選考過程でこの作品を読んでくださったすべての方々、事務局の皆様に心より感謝申しあげます。「物語を書く人になりたい」という夢を持ったのは高校生の頃だったと記憶しますが、長いこと自分には無理と思いこんでいました。いまようやくその夢が形をとりはじめたようです。書いてみてよかった! これからも力の及ぶかぎり楽しく書いていきたいと思っています。(2015年5月)

近 況

こんにちは。『ベンヤミン院長の古文書』で優秀作をいただいた金澤マリコと申します。
受賞作および二作目の『薬草とウインク』を原書房から刊行いたしました。
現在は三作目の執筆中です。
大航海時代、アフリカのみならずアジアの各地からヨーロッパや新大陸に強制連行された人々が存在していました。そのなかには多くの日本人も含まれていたことをご存知の方もいらっしゃると思います。 今度の作品では、奴隷になった日本の少年が登場します。日本、エジプト、ポルトガルをつなぐ歴史の大舞台のなかで少年が生き抜く物語です。
執筆に苦戦しておりますが、楽しんでいただける作品になるよう、日々励んでおります。
刊行されましたらどうぞよろしくお願いいたします。(2020年3月28日)

著作品一覧

ベンヤミン院長の古文書(2015年11月 原書房)
薬草とウインク(2017年4月 原書房)
木乃伊の都(2021年6月 光文社)