島田荘司選 ばらまち福山ミステリー文学新人賞では,受賞作品は協力出版社から即時出版されることになっています。
また、特別に設けられた優秀作も,随時,協力出版社から出版されています。
ここでは、今までの受賞者・優秀作者のその後の活動等を紹介します。
第11回受賞作
2019年3月 光文社
○令和四年は、三作目『ロスト・ドッグ』を光文社さんから出版しました。もう二年ほど犬と暮らしています。自分の経験したことに引きつけて、前作までとはタイプの異なるミステリを書けたと思っています。
○デビューしてから三年が経つわけですが、小説と自分の関わりについて、どこかに書いておきたくなり、noteにまとめました。
小説家になるまでの試行錯誤、そして自分なりの執筆ノウハウについて約60本の記事にしました。良い振り返りが出来ました。ご興味がありましたら【酒本歩 note】で検索ください。
○現在は新作に向けて日々、構想を練っています。3作書いてみて、小説は難しい、とあらためて感じています。読者として読む方がどれだけ簡単で楽しいだろうと思うこともしばしば。
それでも「これは」と思うテーマを見つけて、没頭してキーボードに向かうあの時間。夢幻の世を彷徨う境地は他では味わうことはできません。
この一年も、ゆめまぼろしの世界を歩くことになりそうです。(2023年3月28日)