受賞者・優秀作者の紹介

島田荘司選 ばらまち福山ミステリー文学新人賞では,受賞作品は協力出版社から即時出版されることになっています。
また、特別に設けられた優秀作も,随時,協力出版社から出版されています。
ここでは、今までの受賞者・優秀作者のその後の活動等を紹介します。

竹中篤通(たけなかあつみち)

三重県桑名市出身。医師。京都大学理学部卒業。スズキ株式会社勤務を経て、名古屋市立大学医学部卒業。

第17回受賞作

片腕の刑事

2025年3月 原書房出版

 執筆、応募歴は約十五年前から。大学入試や医師国家試験の準備のため、離れていた時期もあったため、トータルでは十年間ほど。
 過去に福ミス、警察小説大賞、警察小説新人賞の最終選考に残った経験と、講談社BOX新人賞の佳作受賞歴あり。

著者よりひとこと

 暇つぶしで始めた小説の執筆は、徐々に楽しくなり、いつの間にか生活の一部になっていました。
 昔から読書は好きだったものの、十代の頃は作家やジャンルに拘りはなく、色んな作品を読んでいました。二十歳くらいのときに島田先生の作品と出合って、以降は本格ミステリに夢中になりました。
 そんな私の『片腕の刑事』を受賞作に選んでいただき、ありがとうございます。良い作品に仕上げて世に出せるよう頑張ります!(2024年10月)

著作品一覧

片腕の刑事(2025年3月原書房出版)