島田荘司選 ばらまち福山ミステリー文学新人賞では,受賞作品は協力出版社から即時出版されることになっています。
また、特別に設けられた優秀作も,随時,協力出版社から出版されています。
ここでは、今までの受賞者・優秀作者のその後の活動等を紹介します。
第10回受賞作
2018年5月 講談社
2023年卯年です。もうずい分、福山を訪れていません。行動制限のなくなった今年こそはと思っていますので、良い季節にぜひ伺いたいと思います。
さて、わたしの2022年ですが、一番のイベントはやはり、自宅リフォームでしょうか。二か月に渡る耐震補強を含めた工事で、仮住まいとして引っ越しを行いました。そうして気づいたことは、とんでもなくものがあるということと、その大半が使っていないもの、つまりなくても困らないものだったということでした。こうして人生において最初で最後と思われる断捨離を敢行しました。結論をいえばとても良かったです。すっきりしました。そして、物欲というものがなくなった気がします。その分、食欲に上乗せされた感はありますが。
創作活動については、昨年は大変ありがたいことにいくつか作品を刊行していただけました。2023年も集中して励み、警察小説を上梓したいと思っております。気力体力の続く限り、加えてリフォームしたせいで老後の資金がない!という切羽詰まった状況を書く上での大きな推進力として頑張ります。
一人でも多くの方に読んでいただけることを心より願っております。(2023年3月28日)