島田荘司選 ばらまち福山ミステリー文学新人賞では,受賞作品は協力出版社から即時出版されることになっています。
また、特別に設けられた優秀作も,随時,協力出版社から出版されています。
ここでは、今までの受賞者・優秀作者のその後の活動等を紹介します。
第13回受賞作
2021年 講談社
令和4年は、卒後教育講座の講師や治験審査委員会副委員長などを務めながら、長編二作、連作短編集一作の執筆に勤しみました。令和5年はこれらの出版成就を願いながら、次作の執筆に励みたいと思います。
卒後教育講座では、「薬学とミステリー」という内容の公演を依頼されることが多いので、自身の専門領域に加えて福ミスとその作家さん達のお話をさせていただいております。また、アガサクリスティーと横溝正史が薬剤師であったことから、ミステリーファンの薬剤師も多く、福ミスのことをより多くの薬剤師に知っていただければという思いで登壇しております。
その他、趣味の領域ですが、庭の畑仕事、水彩絵画教室、ピアノの練習などにちょこちょこ手を出しています。コロナ禍でめったに飲み会には参加しませんが、昨年末には第14回福ミス受賞者である白木さんの受賞のお祝いも兼ねた、合計八名の福ミス作家さん達による「オンライン祝賀会」に参加させていただきました。(2023年3月28日)