「このミステリーがすごい!2019年版」にて
第10回受賞作「虚の聖域 梓凪子の調査報告書」(松嶋智左)がランクインしました!!
同書内、読書のプロが選ぶ「私のベスト6」にも何人もの方に紹介されています。
記念すべき第10回に相応しい松嶋智左のデビュー作
「虚の聖域 梓凪子の調査報告書」を今後ともぜひ、ご注目ください!!
「虚の聖域」紹介ページはこちら
2019年5月に作品の募集を締切る第12回事業について,
今回も、第1次選考にかかる選考委員を広く全国から一般公募することが決定しました!
身近な文学賞として多くの方々に関心を深めていただき,
また,日頃ミステリー作品に親しんでいる方に,その経験を生かし選考に加わっていただくことで,
より良い作品を選ぶことを目的とします。
多くの皆さんのご応募をお待ちしています!
※第1次選考は,一般公募選考委員と出版社3社(原書房・講談社・光文社)が担当します。
※第2次選考は出版社3社が行い,最終選考で島田荘司氏が受賞作を決定します。
【募集要項】
◆一般公募選考委員の役割
島田荘司 第12回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞に応募された作品(長編ミステリー作品・400字詰原稿用紙350枚以上800枚程度)を,審査基準に沿って選考する。
作品に対する感想も記述する。
◆選考作品数
一人4~5作程度
◆選考時期
2019年5月下旬~6月下旬
◆謝礼
1作につき3,000円分の図書カード
◆募集人員
若干名
◆特典
①2020年3月に福山市内で開催予定の表彰式・出版記念パーティーへ招待(交通費は自己負担)
②受賞作の刊行本プレゼント
◆申込み方法
次のものを記載し,封書で申込先へ
①自分が思うミステリー作品ベスト10(作品名・作者名)
②福ミス第10回受賞作『虚の聖域 梓凪子の調査報告書』(松嶋智左 著/定価1,700円(税別)/2018年5月講談社刊行)を読んでの感想(400字程度)
③職業などプロフィールを含む自己アピール(200字~400字程度)
④住所・名前・年齢・電話番号・Eメールアドレス
◆申込期限
2019年2月15日(金) 消印有効
◆結果
2019年3月下旬までに本人に通知します。
◆備考
応募者の選考は,出版社及び同実行委員会事務局が行います。
◆申込み・問合せ先
「福ミス」選考委員一般公募係
〒720-8501
広島県福山市東桜町3番5号
福山市経済観光局文化観光振興部文化振興課内
tel:084-928-1117 fax:084-928-1736
Email bunka@city.fukuyama.hiroshima.jp
島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞の第4回受賞者である
知念実希人氏の最新作が,「読もう!行こう!広島×光文社 本屋さんへ行こう」キャンペーン
(https://web-kob.jp/go-honya/hiroshima/)の目玉として,
広島県内の書店のみにて11月19日に先行発売されます。
全冊直筆サイン入りで,広島限定版のオリジナルカバー(イラストレーター:げみ)
となっております。
ぜひご一読ください。
※全国版は12月の発売になります。
※全国版のカバーは広島限定版とは違うものになります。
作品名 神のダイスを見上げて
作者名 知念 実希人
定 価 1,300円(税抜)
【あらすじ】
高校生の漆原亮の姉,圭子が殺された。コスモスの咲き乱れる花壇で,全裸で胸にナイフを突き刺された姿で発見された姉は,亮にとって唯一の家族,“世界そのもの”だった。恋人のこともそっちのけで,亮はとにかく犯人を見つけ出し,自分の手で復讐したいと暴走。そして“あるもの”を手に入れるため,クラスの“禁忌”と呼ばれる異端児・四元美咲に接触する。
優しく,美しかった圭子を殺したのは,圭子の恋人なのでは?しかしそれが誰なのかわからない。犯人を追い求めて,亮は圭子が入っていた天文学同好会,そしてダイスを崇拝するカルト集団『賽の目』に踏み込んでいく・・・・・・。
人類滅亡まであと幾日も無いなかで,なぜ圭子は殺されなければならなかったのか―
ヒット作連発中の著者が,エンターテインメントの力で永遠のテーマに挑む!!
【著者紹介】
1978年,沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒,日本内科学会認定医。2011年「レゾン・デートル」で島田荘司選第4回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞。2012年,同作を改題した『誰がための刃 レゾン・デートル』でデビュー。「天久鷹央」シリーズで人気に。2015年『仮面病棟』で啓文堂書店文庫大賞を受賞。2018年『崩れる脳を抱きしめて』が本屋大賞8位にランクイン。著書に『優しい死神の飼い方』『黒猫の小夜曲』『屋上のテロリスト』『祈りのカルテ』『ひとつむぎの手』など多数。
今もっとも新作が期待されるミステリー作家の一人。
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「福ミス(島田荘司選 ばらのまち福山 ミステリー文学新人賞)」
を開設しました!
作品の応募状況や選考の経過のほか,
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共有できたらと思います。
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◆作者
酒本 歩(さかもと あゆむ)
◆作者プロフィール
1961年、長野県生まれ。東京都在住。早稲田大学政経学部卒。経営コンサルタント。
2016年、かつしか文学賞優秀賞受賞。
◆受賞作概要
ドッグシッターの風太に一通の喪中はがきが届く。
以前交際していた美咲の訃報だった。まだ32歳なのにと驚く。
ほかの別れた恋人、蘭、エミリのことも思い出し連絡を取ろうとするが、消息がつかめない。
別れたとは言え、三人は風太にとって大切な女性だった。
彼女たちに何が起きているのか。いてもたってもいられない風太は三人のことを調べ始める。
彼女たちの友人、住んでいた家、通っていた学校。
しかし、彼女たちはまるで存在しなかったかのように、一切の痕跡が消えてしまっていた。
あり得ないことに激しく動揺し、混乱する風太。消耗しつつも、彼女たちの生きた証を捜し続けるが・・・・・・。
(左から、島田荘司先生、酒本歩さん、枝広直幹実行委員会委員長)
「島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞 第11回受賞作」の発表記者会見を、10月19日、枝広直幹実行委員会委員長、島田荘司先生、受賞者の酒本歩さん、協力出版社3社の出席のもと、ふくやま文学館で行いました。
◆島田荘司先生選評(抜粋)
本作品において作者が用意した裏面の事情は、百八十年の本格ミステリーの歴史に、新たな仕掛けアイデアの一項目を書き加えるべき、斬新なものであった。それは21世紀の先端科学によって生まれ落ちた、前代未聞の方法である。本作品は、新ジャンル「21世紀本格」の目指すところに、あるいはこのジャンルの定着を目指すこちらの問いかけに、充分に良質な答えを戻してくれたものと評価ができる。 ―(抜粋)
◆酒本歩さんコメント
冒頭で主人公が出くわした謎は、作者の私も答えを見つけるまでに、
書き始めてから数ヶ月かかりました。『あり得ない謎をロジカルに解決する』。
私が今作で挑戦したことが、島田先生が唱える「本格ミステリ」の定義に通ずることに気づき、
応募した次第です。読んでくださる方が、主人公、私と同じように「あり得ない」と戸惑い、
そして解答にたどり着いたとき、「まさか」という興奮を味わっていただけたら望外の喜びです。
◆受賞作の出版は2019年春予定
受賞作品は,今後,島田先生の指導のもとに推敲され,2019年春に光文社から出版される予定です。
◆表彰式は2019年3月(予定)
第11回表彰式を,来年3月に開催する予定です。(詳細は未定)
最終選考に残った4作の島田先生の選評と第1次選考通過作品(最終選考作品を除く)の担当編集者による選評は,近日中に掲載します。
掲載しましたら,facebookでもお知らせしますので,どうぞお楽しみに。
今後とも,福ミスをどうぞよろしくお願いいたします。
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