福ミス第3回受賞作「檻の中の少女」(原書房)の作者、一田和樹さんの最新刊が、講談社から発売されました。
今回は、なんと、ファンタジーです!!
ライトノベルのため、親しみやすく、作者名は「いちだかづき」となっています。
本格ミステリーとはまた違った一田さんの作品を、ぜひお楽しみください。
作品名 「式霊の杜」
発売日 2012年6月5日(書店によって前後します)
定 価 630円(税込)
出版社 X文庫ホワイトハート(講談社)
【あらすじ】
生まれながらにして特殊な能力を持つ「式使(しきし)」たちは、麗郷(れいきょう)大陸の北の果て、「式霊(しきれい)の杜」で暮らしていた。
式使として生まれた西緒(にしお)と張良(ちょうりょう)は、幼いころより互いに惹かれあっていたが、始皇帝により式霊の杜が滅ぼされた際、離ればなれになってしまう。
西緒は一人になってからも、張良を探し求め旅をしていた。
五年後、楚の国で再開した二人は、歴史の奔流にのみ込まれながらもお互いの思いを必死に紡ごうとするが・・・・・・。
5月19日・20日の両日、福山ばら祭の会場で「福ミスブース」を今回初めて設置しました。
啓文社ポートプラザ店さんのご協力のもと、福ミス関連書籍と福ミスオリジナルフレーム切手を販売しました。
5月20日(日)の11時からは、受賞者の知念実希人さんをはじめ、今までの受賞者・優秀作者が全員そろってのサイン会を行いました。
飛び入り(?)で、島田先生もサインをされ、大変多くの参加者でにぎわいました。
今回福ミスブースに協力いただきました、福山市内の書店・啓文社ポートプラザ店さんでは、現在、福ミスの特集を行い、受賞作・優秀作のサイン本も販売しています。
また、福山市中央図書館と福山市立図書館では、福ミス特集を行っていますので、ぜひお立ち寄りください。
5月19日(土)に、昨年度開校した福山市立大学のカフェテリアで、第4回出版記念の集いを行いました。
選者の島田荘司先生をはじめ、特別ゲストの東川篤哉先生、受賞者関係者、出版社関係者、選考委員、市関係者のほか、一般公募に当選した20組の方にもご出席いただき、第4回受賞作「誰がための刃 レゾンデートル」(出版にあたり、「レゾン・デートル」から改題)の出版をお祝していただきました。
約130人の出席者で大変盛り上がる中、受賞者の知念実希人さんのコメントや、島田先生、東川先生、受賞者関係者の大変興味深い話を聞くことができました。
今回の出版記念の集いには、一般公募に中学生や高校生も多く、皆様で知念さんのお祝をするだけでなく、幅広い年代に「福ミス」を知ってもらえる良い機会になったのではないかと思っています。
また、第3回の出版記念の集いでも好評だった「ミステリーケーキ」が今回も登場し、島田先生、東川先生、知念さん、今までの受賞者・優秀作者の方々で記念に写真を写しました。
翌日、5月20日(日)には、福山ばら祭のメインステージで、表彰式が行われました。
受賞者の知念さんには、榮久庵憲司さん(インダストリアルデザイナー。キッコーマンの醤油瓶や秋田新幹線などをデザイン。)デザインのトロフィーが福山市長から手渡されました。
表彰式会場には、島田先生、東川先生も出席いただき、知念さんへの激励もいただきました。
これで、第4回の事業は終了です!
現在は第5回の選考を行うとともに、第6回の募集を行っています。
第5回もどんな素晴らしい作品に出会えるのか、今から楽しみですね!
島田荘司選 第6回 ばらのまちふくやまミステリー文学新人賞の募集を、2012年5月11日から開始しました。
締切は2013年5月10日(金)消印有効です。
詳細は「募集要項」のページに掲載してありますので、ご覧ください。
5月10日(消印有効)に締め切った第5回募集に、全国から89作の応募がありました。
前回よりも、なんと24作も増えました!
応募いただいた皆さま、どうもありがとうございます!!
現在、第1次選考に向けての発送等の準備をしています。
選考委員の皆さま、もうしばらくお待ちください。
6月末~7月上旬頃には、第1次選考の第1回目の発表が出来ると思います。
「こうもり通信」でお知らせしますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
今回はどのような作品が選ばれるのか、今から楽しみです!
福ミス係
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