コウモリ通信

一田和樹の新刊「ネットの危険を正しく知るファミリー・セキュリティ読本」「マンガで知るサイバーセキュリティ オーブンレンジは振り向かない」発売!

福ミス第3回受賞作「檻の中の少女」の作者,一田和樹さんの新刊「ネットの危険を正しく知るファミリー・セキュリティ読本」「マンガで知るサイバーセキュリティ オーブンレンジは振り向かない」が,次のとおり同時発売されます。
ぜひご一読ください。

 

 

●作品名  『ネットの危険を正しく知るファミリー・セキュリティ読本』
●発売日  2015年3月19日(木) ※書店によって前後します
●定  価  1,728円(税込)
●出版社  原書房

 

【あらすじ】
個人情報漏洩,ネットいじめ,スマホとSNSの闇,ネットゲームと犯罪,脆弱なパスワードになりすましアカウント・・・・・・
なにが危険でどこまでならOKなの?
ネットセキュリティの達人が教えるあなたと家族を守るために「正しく怖がる」ための必読書!

 

読本2 

 

 

 

●作品名  『マンガで知るサイバーセキュリティ オーブンレンジは振り向かない』  ※原作・解説:一田和樹  漫画:まるたん
●発売日  2015年3月19日(木) ※書店によって前後します
●定  価  1,512円(税込)
●出版社  原書房

 

【あらすじ】
あなたの会社でも起こりうる顧客データ漏洩から偽造やなりすまし,機密データアクセスに無力化など大きな社会問題になっているサイバー犯罪とその対応をセキュリティのプロがミステリー仕立てのマンガ形式で紹介する社会人必読の「実践サイバーセキュリティ」!

 

 

 マンガ2 

 

 

 

更新日:2015年03月16日  Comment(0)

「夢玄館へようこそ」文庫版発売!

2011年11月16日に刊行された「夢玄館へようこそ」(著:水生大海)が文庫本となって発売されます。
6編収録の連作青春ミステリー。
どうぞお楽しみください。

 

●作品名  「夢玄館へようこそ」
●発売日  2015年3月12日(木) ※書店によって前後します
●定    価      690円(税込)
●出版社  双葉社(双葉文庫)

 

夢玄館へようこそ(文庫)

 

 

 

更新日:2015年03月10日  Comment(0)

第7回福ミス第1次選考通過作品の選評について

第7回福ミスの第1次選考を通過した21作品のうち,最終選考に残った4作品を除いた17作品について,選考を担当した編集者による選評を公表します。
第8回の応募に向けて執筆されている方も,ぜひ参考にしてみてください。
 

◆第7回福ミス第1次選考通過作品選評(最終選考作品4作は除く。)

 

「捩れた位相」(瞬那浩人)
連続猟奇殺人事件をふたりのジャーナリストが中心となって追うものですが,最終的に人格障害とDNA操作に落とし込んでしまったのでは,新味に欠けるし納得感もありません。むしろ主人公の描写に二面性を感じ,同じ名前の別人物の設定かとも疑いました。

 

「悲しみのシンフォニー」(野乃はるか)
庭に埋められていた死体が掘り返され,それとともに戦争の亡霊が蘇り,隠されてきたいくつもの行為が暴かれる。と記すといかにもですが,全体に抑揚がなく一辺倒で,登場人物が多いのに誰の台詞かわからなくなるほど似たような話し方で視点も頻繁に変わります。これでは物語が読者に伝わりません。ころっと愛人ができたり証言者が現れたりとご都合主義に感じられてしまうのは著者が上手に読者を誘導できなかったからでしょう。

 

「最後のテロリスト」(工藤俊)
物語の起伏に欠けていて技術的には未熟な面も多いですが,ダークな悪漢小説として,またコンゲームとして面白味があります。プロット通りに物語を進めていくだけでなく,その中に生きる人間の機微をちりばめていくと深みが増すと思います。

 

「めっそう」(佐藤仲造)
本格ミステリー+伝奇SFを構想していたのでしょうが,伝奇部分の超常設定とミステリー部分がまったくかみ合っていません。異能者がこれだけいながら事件への関与は「入れないところに入った」だけで,あとは刑事小説のような地味な証拠固めとアリバイ崩しでは世界を作った意味がありません。せっかく独特な神話・世界を構築しようというなら,その世界律で事件は起こり解決されるべきだと思います。

 

「クラウスに至る方式は」(紫月悠詩)
王道の本格ミステリーで,いろんなトリックのオンパレードでした。世界観も独自で魅力的です。「機械と人間」「人工と自然」の対立・共存というテーマも考えさせられるもので,興味惹かれました。ただ,登場人物たちがただの駒になってしまっているような印象で,もう少し背景などを描きこんで活き活きと見せることができれば,より読者を引き込めるのではないでしょうか。今のままだと「パズル」感しか残らない読後感でした。

 

「神在月のあしあと」(岡田浩司)
飄々とした主人公の書き方には好感がもてます。こうした人物をかけることは大事なことです。伝奇ミステリーとして読む場合の仕掛けが弱いことが残念。主人公の名前など謎の仕掛けに配慮して書いていただければと思います。

 

「Monsters」(光井陽子)
登場人物が活き活きと描かれ,テンポもよく,気持ちよく読み進めることができましたが,早い段階で謎がわかってしまい,ミステリーとしてはやや物足りない作品でした。

 

「十三回忌-唐破風荘殺人事件-」(そっこう詩人)
文章が荒く,読みづらかったです。謎の提示もわかりづらく,何をモチベーションに読めばよいのかわかりにくいです。物語全体の構成もうまくいっておらず,視点や時制がぶれることが多々あり,全体的に読みにくい印象を強めています。事件の構造自体は興味惹かれましたので,あとは構成・文章技術の問題かと思います。

 

「人はそれほど強くなれるのでしょうか」(工藤真)
読みやすい文体で,刑事たちのキャラクターにも好感がもてました。ただし,謎解きの過程がスピード感に欠け,もたもたした印象になってしまいました。

 

「デート橋の殺人」(杉浦由規)
青春ミステリーとして楽しめる作品でしたが,ねずみ講をからめる手法は新鮮さに欠け,また「モロ」という言葉が人名だと気づかない設定にも無理がありました。

 

「逢魔時」(祥円)
独特の世界観は作れているように思いましたが,ミステリーとしてはかなり弱い印象でした。何を謎とするのかもなかなかわかりませんし,超常現象的なものをそのまま放置してしまったり,と論理的に謎をといていく本格ミステリーとは言えない作品でした。

 

「替え玉」(高原山光一郎)
トライアスロンの大会作法など競技に関する知識の部分,一般に知られていないことも多く,非常に興味深く読みましたが,警察官である主人公が長期間単独捜査(しかもかなり効率の悪い方法で)をしていることで,小説全体のリアリティに疑問が生じてしまったのが残念です。

 

「背中で疼きし残斬」(谷門展法)
凝った仕掛けで読者を驚かそうとする意気込みに好感を持ちました。ミスリードを誘う伏線も鮮やかでしたが,肝心の写真のトリックに納得できませんでした。また,解題部分,霧島から聞いた話をもとにしているとすれば,詳細すぎて,霧島の知りえない情報が入りすぎていると感じました。

 

「不可視激流」(織江耕太郎)
かつての恋人に再会した途端に殺されてしまう。その真相を探っていくと思わぬ過去と現実が浮かび上がってくるという,元新聞記者一人称視点のハードボイルド的な作品。『テロリストのパラソル』を思い出させましたが,構成や〆が雑な感じがしました。警視庁の捜査本部が立つほどの殺人事件でありながら簡単に被害者の入れ替え,海外移出などできるのでしょうか?運びが巧いだけに残念です。

 

「奪われし声の代償」(伊原柊人)
組織の書き方に十分な配慮,検証をしてください。警察にしても,やくざにしてもその組織をしっかりと調べて書くことによりミステリーのリアリティは高まってきます。素人探偵を主人公する場合は特にそこが重要です。

 

「アイドルを探せ!」(夏北航希)
本格ミステリーに挑む姿勢は評価します。その設定にどの程度の事件を絡ませるのか,を思考してください。また主人公が何故アイドルになれたのか,小説上の設定ではよくわかりません。設定作りにももう一考してください。

 

「八年荘の怪事件」(小川将吾)
奇人集団の中で起きる奇妙な連続死。ある種のアンチミステリーの空気があり,奇人集団ならではの論理展開やトリッキーな犯行を期待しましたが,あまり感じられませんでした。後半のディスカッションに面白みもあるだけに残念。もっとユーモアと明確なキャラクタライズ,そして世界に見合った仕掛けが欲しかったです。

更新日:2015年03月10日  Comment(2)

島田荘司先生の代表作『御手洗潔シリーズ』が初のドラマ化!

島田荘司先生の代表作『御手洗潔シリーズ』が,次のとおり,フジテレビ系スペシャルドラマとして放送されます。
天才探偵・御手洗潔役に俳優の玉木宏さん,御手洗の親友で作家の石岡和己役にKinki Kidsの堂本光一さん。
クールな2人が難事件に挑みます。
「玉木+堂本組は,現在考え得る限り,最高の配役」と島田先生も太鼓判を押す注目作。
みなさま,ぜひご覧ください!

 

 

◆タイトル
  土曜プレミアム『天才探偵ミタライ~難解事件ファイル「傘を折る女」~』

 
◆放送日時
  2015年(平成27年)3月7日(土)21時~23時10分

 

◆キャスト
  玉木宏  堂本光一  勝村政信  坂井真紀  小西真奈美  山野海  宮澤美保  鷲尾昇  佐藤直子  秋元龍太朗 ほか

 

 

 

土曜プレミアム・天才探偵ミタライ~難解事件ファイル「傘を折る女」~ オフィシャルサイト

更新日:2015年03月06日  Comment(0)

知念実希人の新刊「天久鷹央の推理カルテII-ファントムの病棟-」発売!

福ミス第4回受賞作「誰がための刃 レゾンデートル」の作者,知念実希人さんの新刊「天久鷹央の推理カルテII-ファントムの病棟-」が発売されます。
「天久鷹央シリーズ」待望の第2弾!
どうぞお楽しみください。

 

●作品名 『天久鷹央の推理カルテII-ファントムの病棟-』
●発売日 2015年3月1日(日) ※書店によって前後します
●定  価 637円(税込)
●出版社 新潮社(新潮文庫nex)

 

【あらすじ】

 
その病気(ナゾ)、命にかかわるぞ?

 

炭酸飲料に毒が混入された,と訴えるトラック運転手。夜な夜な吸血鬼が現れる,と泣きつく看護師。病室に天使がいる,と語る少年。
問題患者の巣窟たる統括診断部には,今日も今日とて不思議な症例が舞い込んでくる。
だが,荒唐無稽な事件の裏側,その“真犯人”は思いもよらぬ病気で・・・・・・。
破天荒な天才女医・天久鷹央(あめくたかお)が“診断”で解決する新感覚メディカル・ミステリー第2弾。

 

天久鷹央の推理カルテII

更新日:2015年02月20日  Comment(0)

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