コウモリ通信

第4回福ミス第2次選考通過作品発表!

第1次選考を通過した20作の中から次の4作が第2次選考を通過し最終選考作品となりました。
最終選考は,選者である島田荘司さんが4作の中から1作を決定し,10月に受賞作1作を発表する予定です。

◆第2次通過作品【4作】 ※順不同・括弧内は筆名
・弥勒の幻影(塩見朝伸)
・レゾン・デートル(知念実希人)
・特別な人(上田千尋)
・アナーキストの遺言(桐島裕)

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  • 大事の前の小事だと思うのですが、通過作品の応募者にプロの作家が紛れ込んでいました。先般、ご担当から新人であるか否かは本人の自覚次第とのご意見を伺いましたが、これではずぶの素人には勝ち目がないのではないでしょうか。これからもプロの作家が肩書きを目当てに応募してくると思うのですが、このまま同じ選考方法を続けられますか?

    • 投稿者名:***

      (このコメントは投稿者により削除されました)

  • こんにちは。初めて書き込みさせていただきます。
    毎年、福ミス受賞作を楽しく拝読させていただいておりました。ですが今年の受賞作はとても読む気がしません。ガロちゃんさんが指摘されていたように、一次通過作を一通り読まれた選考委員の方が「小粒揃い」と評価した年なんですよね?
    しかも、既にプロとして活躍されておられる方の作品が高評価されたのですから、福ミスでは多少稚拙な文章でも斬新な発想力を持つ新人を発掘し、育てるという意気込みはなくなってしまったのでしょうか。

  • ガロさん。

    プロ作家プロ作家と仰いますが、プロの定義付けが曖昧ですよね。本を出しているからプロというのはちょっと乱暴ではないでしょうか? 私が思うプロ作家というのは、執筆によってある程度の収入を得ている人のことことで、たとえ本を出していても、それによって殆ど収入を得ていない人はプロとは言えないと思います。限りなくプロに近いセミプロといったところですかねぇ。中には、自費出版専門の出版社から多額の自腹を切って本を出しているにもかかわらず、自分はプロ作家だと言い張る人もいますしね。
    それと、プロ作家がこうした文学賞に応募することでアマチュアが煽りを食うといった趣旨の書き込みですが、簡単な話、プロ作家(出版経験があるだけ)の作品を蹴散らすような傑作を書けばいいことでしょ? プロだから(出版経験があるだけ)、発想も何もかもすべてがアマチュアより上とは限りません。中央の各賞でも、応募資格不問の賞は沢山あります。その中で、なみいるプロ作家を押しのけてアマチュア作家が大賞を受賞することは別に珍しいことじゃありませんよ。要は、読者は面白い作品が読みたいわけで、プロもアチュアもないと思います。小説は面白ければいいんじゃないですか? 超有名な作家がこの賞に応募するのはちょっと問題かもしれませんが……。
    この賞は商業出版を前提にして成り立っていますし、参加されている大手出版社だって、商売として成り立つ面白い作品が欲しいわけですよ。アマチュア精神だけではやっていけない部分もあるでしょう。

    • 投稿者名:ガロちゃん

      クロちゃん様
      お説はごもっともだと思います。プロの作家と申し上げましたが、意図するところは職業作家という意味です。職業作家の方々がすべて、一定以上の印税収入があり生活が安定しているとは思えません。売れない職業作家が世間にゴロゴロしているのは周知の事実です。アマチュア作家とプロ作家の違い、リチャード・バックが『プロの作家とは、書くことをやめなかったアマチュアのことである』と言っていますが、言い得て妙だと思います。私個人としては、本業=作家として専念している人だと思います。何れにしろ、担当者様、最終選考に残られた応募者の皆様方、ご迷惑をお掛けし申し訳ありませんでした。

  • すでに作家デビューしている人に応募資格があるかどうかについては、第1回募集の時に協議しておりまして、例えば純文学の人がミステリーに挑戦する場合、あるいは旅情ミステリー作家が本格ミステリーのジャンルに挑戦しようというような場合でも、本人に新人としての自覚があるのであれば受け入れようということになりました。
    もちろん、プロの方が1次選考を通過する可能性は高いかもしれませんが、プロが1次通過を目標に応募してくるとも思えませんし、プロなのにと揶揄される危険性もあるわけです。
    福ミスの受賞を目指して応募してくる気概があれば、プロ・セミプロでも構わないというのが現時点での事務局の考え方です。

    また、「ずぶの素人に勝ち目がないのでは」という点に関してですが、過去3回もプロ・セミプロが応募していながらも、受賞者はすべて素人だったことからも、そのようなことはないと思っています。

    • 投稿者名:クリントン大西

      別に一流のプロが応募しても全然OKだと思います。その辺はまったく問題に感じません。というか、「本を売る」=「そういうプロ作家と争う」ということで、しかも新人は本の初版数および知名度という点で絶望的なハンデを背負っている為、むしろ一流プロの1000倍ぐらい面白い作品を書かなければ通用しないと思います。

      ただ1つだけ言わせて貰うなら、第三回優秀賞の吉田恭教さんは出版経験がおありです。

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