福ミス係です。
10月8日、島田荘司講演会「脳の物語としてのミステリー」を、広島県民文化センターふくやまで開催し、約470人の方にご参加いただきました。客席がほぼ埋まるほどで、好評のうちに無事終了することができました。ありがとうございました。
アジアで本格ミステリーの人気が沸騰し始めていることや、福山のミステリー文学賞が全国にも注目され、アジアにおける本格ミステリーの発展を担う賞にもなり得ることなど、また、最新作『リベルタスの寓話』についても、会場からの質問に答えてお話いただきました。
講演会後に行ったサイン会にも、多くのファンの方が参加され、途中、会場をふくやま文学館に移した後も、長蛇の列でお待ちいただきました。先生は、お一人お一人に丁寧に対応され、皆さんと握手をしたり一緒に写真を撮ったり、親しくお話をしたりしていました。
前日、福山入りされた先生は、まず駅前の看板をご覧になり、その後ふくやま文学館で「島田荘司展Ⅱ」を観覧されました。
このたびの先生の福山でのスケジュールは大変忙しいもので、大変お疲れになったと思います。が、私たちはこの機会に島田ワールドをしっかり体感できました。
実行委員会では、今後もミステリー文学新人賞にかかわって楽しい催しを企画していきたいと思っていますので、皆さんからのご意見などいただければと思います。
※講演会開催中、要約筆記の内容に不備がありましたこと、この場をお借りしてお詫びいたします。
更新日:2007年10月09日 Comment(8)
現在、ふくやま文学館で開催中の「島田荘司展Ⅱ」において、“斜め屋敷(流氷館)”の模型-「斜め屋敷の犯罪」-を展示しています。制作は、K2 DESIGN Inc. (河口佳介、菊地智江、名越吉彦、三鼔篤史、山田幸恵、龍野裕平)です。この模型は、本展のために制作していただいたもので、実際の50分の1のスケールです。展覧会の入場者の方々からも、非常に高い評価をいただいています。ぜひ、この機会に「島田荘司展Ⅱ」にご来場ください。
島田荘司先生も、この“斜め屋敷”の模型について、次のように述べられています。
「そして義弟の斉氏が今回、この展示のため、仲間と一緒に精密な模型を造ってくれた。この製作の過程で、彼にいろいろと細部について尋ねられたから、当時の発想をあれこれと思い出した。
自分は当時この建物を、鉄骨造りにも関わらず、外観はエリザベス王朝ふう、白壁に黒い木の柱を浮き立たせた英国チューダー王朝の様式、などと指定している。このようなことは、作中で展開するトリッキーな殺人計画には何の関係もなく、そう思うとやはりこの作は、英国趣味の絵描きが文字で描いた、立体画のようなものなのであろう。
斉氏とその仲間が、今回それを忠実に再現してくれた。この模型の出来は見事である。パソコン上でそのカラーの図面を眺めていたら、当時の思いがありありと甦り、ようやくこれで執筆当時の思いが完成した、という気分がした。」
-島田荘司自作解説 「斜め屋敷」 (「島田荘司展Ⅱ」のための書き下ろし)より
更新日:2007年10月04日 Comment(0)
実行委員会では、ミステリーのおもしろさを皆さんにも味わっていただこうと、このホームページに、謎解きクイズを仕掛けました。トップページのどこかからがスタートです。
御手洗潔や吉敷竹史の推理のごとく、あざやかに謎を解いて、素敵な賞品をGETしてください。
たくさんの応募お待ちしています。
《応募要項》
スタート・・・2007年10月3日(水)
賞 品・・・抽選で50人に、福山の特産、鞆の保命酒や、備後絣製品、おいしいお菓子の数々、そしてばらグッズなど、盛りだくさんの予定です。詳しくは、後日このこうもり通信でお知らせします。
発 表・・・発送をもって発表にかえます
応募期限・・・2007年12月31日(月)(消印有効)
応募方法・・・はがきに、ゴールのキーワード、住所、名前、電話番号を記入し後記へ
応募・問い合わせ・・・〒720-8501 広島県福山市東桜町3番5号 福山市役所文化課内
福ミス「ミステリー謎解きクイズ」係
TEL(084)928-1117、FAX(084)928-1736
更新日:2007年10月03日 Comment(2)
10月8日(月・祝)の島田荘司先生の講演会「脳の物語としてのミステリー」、近づいてまいりました。多くの方々から、お申し込みの往復はがきをいただき、本当にありがとうございました。もし、まだ返信はがきがまだ届いていないなどのご不明な点がございましたら、ふくやま文学館「福ミス係」まで、お問い合わせください。TEL 084-932-7010
講演会終了後のサイン会につきまして、皆様から、ご質問をいただいています。
10月8日は、講演会会場にて書籍販売を行います。
新刊となる『リベルタスの寓話』(講談社)、『犬坊里美の冒険』(光文社)、『溺れる人魚』(原書房)、ふくやま文学館図録『島田荘司展Ⅱ』他を販売します。
これらの書籍を購入いただいた方先着50名を対象に、講演会会場にて、サインを行います。
それ以降の方はふくやま文学館にてサイン会を行います(※15時30分より、ふくやま文学館で整理券を配布いたします)。
※ふくやま文学館では、「島田荘司展Ⅱ」を開催しておりますので、講演会にお越しの方は、ぜひお立ち寄りください。(この展示のために島田荘司先生に書き下ろしていただいた自作解説<12作品>や、担当編集者による「島田荘司の<肖像>」、K2 DESIGN制作の「斜め屋敷の犯罪」の模型、など、盛りだくさんの内容となっています。)
島田先生に、一人でも多くの方々に、サインをしていただけるよう、書籍の持ち込みは、できるだけお控えください。それでも、強く希望される方は、お一人様1冊のみでお願いいたします。
どうぞ、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
更新日:2007年10月02日 Comment(0)
かねてより、ご案内しております「島田荘司講演会」[10月8日(月・祝)]についてのお知らせです。皆様には、たくさんのご応募をいただき、ありがとうございます。ご応募いただいた皆様には、順次、返信用のはがきにて、講演会の〈入場整理券〉を送付させていただいております。 9月1日受け付けまでの往復はがきにつきましては、すべて返信させていただいておりますので、返信用のはがきが届かないなどのご不明な点がございましたら、ふくやま文学館「福ミス」係 までお問い合わせください。
お電話でも、FAXでも、メールでも結構です。
ふくやま文学館 「福ミス」係
〒720-0061 広島県福山市丸之内1-9-9
TEL 084-932-7010 FAX 084-932-7020
E-mail bungakukan@city.fukuyama.hiroshima.jp
また、まだ講演会のご応募は受け付けておりますので、どうぞ、お早めにお申込みくださいますようお願いいたします。〈お申込み状況につきましては、随時、お知らせいたします。〉
◆島田荘司講演会◆
演題:「脳の物語としてのミステリー」
日時:2007年10月8日(月・祝) 午後1時30分~3時 ※終了後サイン会を実施します。
場所:広島県民文化センターふくやま
定員:530人 ※先着。親子室・手話通訳・要約筆記あり
申込方法:2007年9月28日(金)(必着)までに、往復はがき(一人1枚)で、住所・名前・電話番号(返信用にも住所・名前を記入)・親子室希望はその旨を記入の上、ふくやま文学館「福ミス」係までお申込みください。
問い合せ先:ふくやま文学館「福ミス」係
〒720-0061 福山市丸之内1-9-9
TEL 084-932-7010 FAX 084-932-7020
更新日:2007年10月02日 Comment(0)
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