第1回受賞作である「玻璃の家」の作者の松本寛大(まつもとかんだい)さんに,正賞のトロフィーと福山特産品が福ミス実行委員長である羽田皓福山市長から贈られました。合わせて優秀作の水生大海(みずきひろみ)さんにも賞状と福山特産品が贈られました。
「玻璃の家」はすでに全国の書店で発売されておりますが,なんと,水生さんの「罪人いずくにか」も「少女たちの羅針盤」と改題されて,原書房よりこの夏に出版されることが発表されました。優秀作は今回特別に設けたものですが,島田先生と編集者,水生さんのご尽力により出版される運びとなったものです。松本さんと水生さんの今後のご活躍を心より願っております。
また,島田先生のご縁によりお招きできた綾辻行人さん,柄刀一さん,部谷京子さん,光原百合さんにもごあいさつをいただきました。
島田先生のご友人で,「玻璃の家」のカバーイラストを描かれている画家の石塚桜子さんからは100号の大作「地に足をつけて星をつかもう」をご寄附いただきました。
2007年4月の賞創設以来,2年間かけてようやく第1回事業に節目を迎えることができました。この場を借りて,島田荘司先生,講談社・光文社・原書房の編集者の皆さま,第1次選考委員の皆さま,島田先生のご紹介で福ミスにご協力いただいた皆さま,福ミスを応援していただいた全国の皆さま,そして何より,この新人賞にご応募いただいた作者の皆さまに対して心より御礼を申し上げます。
第2回事業も頑張ってまいりますので,今後とも福ミスをよろしくお願いいたします。
(福ミス係T.T)
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