福ミス第1回の受賞作『玻璃の家』(松本寛大作)が3月17日に講談社より刊行されました。
受賞決定後、島田先生の指導により推敲され、さらに充実した作品に仕上がりました。
「一読、この作はもう充分に傑作の領域にあると感じて、このような高度で緻密な本格ミステリー作品が、福ミスのような地方の小賞に投じられてきたことに感謝した」
と、島田先生絶賛のこの作品、ぜひご一読を!!
●あらすじ
アメリカ、マサチューセッツ州を舞台に、11歳のコーディ少年は、もぐりこんだ幽霊屋敷で、死体を焼く不審人物を目撃します。しかし、少年は「相貌失認(そうぼうしつにん)」の患者で、人の顔を認識できません。あいまいで影響されやすい人間の記憶や不完全な認識をこえて、少年の見たという「なんとも言い難い表情」の解明に、日本人留学生、若き心理学者のトーマ・セラが挑みます。
(福ミス係)
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