第16回受賞作「赤の女王の殺人」のPOPがあることを皆さん知っていますか?
ポップ職人のこな・つむりさんが作成された「赤の女王の殺人」のPOPと聖地巡礼マップです。マップは作中に登場した場所がわかりやすくまとめられています。このマップを活用して、自然豊かな松本市・安曇野市の聖地巡礼はいかがですか?
もちろん、「赤の女王の殺人」を読む際の参考にもなります。
「赤の女王の殺人」あらすじ
松本市役所の市民相談室に勤務する六原あずさがは、相談者の妻が密室から転落死する現場を目撃する。被害者が死の間際に呟いた「ナツミ」を追って、刑事である夫の具樹が捜査を始めるが、なかなか手掛かりを掴めない。一方であずさの元には、施錠された納骨室で一つ増えた骨壺や、高齢男性ばかりを狙うストーカーなど、不可思議な相談が次々と舞い込んで—。
(講談社「赤の女王の殺人」より)
島田先生は受賞作の選評の中で「松本市内と、槍ヶ岳や日本アルプスを遠く望む郊外、また安曇野を行き来しながら、不思議な人死の謎に挑戦する。首都圏を遠く離れた信州の静謐な空気、悲劇の背景にひろがる遠景の美しさを、好ましく思わない読者はいないだろう。」と作品から伝わってくる松本市や安曇野市の情景を高く評価しています。
島田先生の選評全文はこちら
魅力的なPOPにマップをきっかけにまだ未読の人は読んでみませんか?
もうすでに読んでいる人は、松本市・安曇野市の風景に思いをはせながら、再度読んでみてはいかがでしょうか。
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